うちの三尺の童子

アホ男子と中2病女子の子育て てんてこまい物語

オトコは タイマンだー の時代は 過ぎ去った。 はやる血潮は ビニールに 向けろ。

Facebookで私がフォローしている 元マイクロソフトにいた大学の先生の過去記事。多分、、、

先生が 入院ていたとき、救急車で若者が運ばれてきた。飲み屋街での喧嘩で、顎の骨が砕けたのだそうだ。

どんな やんちゃ坊主だと思ったら、むっちゃ普通の青年。謝りに来た 青年も 普通。喧嘩などしたことがなく、まさか自分のパンチで こんな怪我をするとは 思っていなかったそうだ。

これ読んで、喧嘩の仕方もわからないまま 大人になり 腕力だけは 付いてしまった。オーバーに言えば、取り扱いのわからないライフルが暴発しっちゃった感じかな〜 なーんて 思ったもんだ。

だから、息子が3年生になって だんだん喧嘩が 激しくなっていくが、私としては 健全な社会勉強なんだと とらえている。

しかし、面倒ではある。息子から 事情聴取したり、相手の気持ちを 考えさせたり、アーだコーだと 手間がかかる。 だから、「やられても やり返すな。我慢しろ」と言う。

しかし、息子が納得するわけがない。100歩譲って、「先に手を出しちゃいかんよ。何があったって、先に手を出した方が悪いことにされるんだから」と 私。

息子「お母さん知ってる? 意地悪言われたって、体には何にも傷が無くても 心に傷ができるんだよ! そっちの方が いっぱい心に 傷が付くときだってあるのに、それは 我慢せんといかんの? 蹴られた方が、まし。オレ すっごい我慢してるのに、なんで 喧嘩させてくれんの? いじめられると 人生変わるんだよ。 オレの人生 変えられたくない。やりかえさんと いじめられっこ になっちゃう!! 」

いっぱい我慢してきたんだろう。 真っ赤な顔して 涙流して、「やってきた奴を、ボコさせろ」と訴えてくる。

ボコして言い訳が なかろーが!!

しかし 息子の言うことは 理にかなっている。 3年生ともなれば、知恵がついてくる。手を出せば、叱られることわかっているのだ。だからこその口撃。

「口で言われたなら、口で言い返しなさい」と言ったけど、「んーなもん カッコワリー! 力で勝負したい」そうな。

「殴ってくる度胸の無いような奴に 負けたくない」から 殴らせろって、

殴って言い訳が なかろーが!!

写真は、周りの巧みになっていく悪口に 苦労している息子の愛読書。紹介されて 私が買ったのだが、息子 一人でこっそりと読んでいる。 寝る前の絵本も これを読んでくれと言う。

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ところが、上記のレクチャー中 「書いた人には、いい方法かもしれないけど、オレにはあってない。やってきた奴 殴らせろ」と おっしゃる。(その夜も これ読んで寝たけどね)

担任は、何言っても「そー」としか言わないから 頼りにならないそうだ。

でも、我慢しきれなくなって手を出す前に 言っとけば、対応しなかった先生にも責任が発生するし、事情もわかってもらえると アドバイス。

「先生と喧嘩したから 話したくない」んだと。

ってなわけで、

安全に 怒りを身体から出すために、サンドバッグ ぽち した。とにかく、 先に手を出すな!と息子と約束して。

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