あなたの知らない世界は、すべて まやかしですか？ 言葉は 剣よりもよく切れるんですけど～ 傷ついたんですけど～ 「無知の知」ってー言葉 知らんだろっっ

例えば・・・

脳梗塞で倒れた人がいたとして、リハビリを重ねて　２、３歩　歩けるようになったとする。　介護していた人は、嬉しくて他の家族に報告するわけだ。その時、「そもそも足が悪いわけでもないし、普通に歩けばいいのに」と、言われたらどんな気持だろう？

脳梗塞の知識がないゆえに、歩けない理由が分からない。さらには、自分が脳梗塞の知識がなくて、歩けない理由を理解していないということにすら　気が付いていない。

「あなたには、脳梗塞の知識がない。”何故歩けないか？”の答えは　あなたの中にはない」

そう　教えてあげても、「そうだとしても　私には、なぜ歩けないのか理解できない」と言う。

私には理解できない　＝　歩けなきゃおかしい

ってなってるよね？

はー　とため息がでる。

娘が、アスペルガーのけがあるなら　われら夫婦にだって可能性はある。

ってか、あるでしょ。

今朝　夫に「娘は来週から保健室登校するって」と言った。

絶対に、ネガティブな反応しかないと分かっている。しかし、娘に不満を募らせているのが見て取れたので、先行きを示しといた方がいいと思ったのだ。気が重たいんだが、気合で話した。

「普通に行けよ」と呟いた。

「えっ？」と聞き返したら

「普通に行けよって話」と呟いた。

病院の先生は「（再登校に向けて）努力する価値はある」と言った。

学校のカウンセラーさんは「時間がかかるでしょう」と言った。

娘の決心は（たとえ決心だけで終わったとしても）、彼女なりに頑張ったのだ！

娘が、前向きになれたことが私は嬉しいのだ！ ！

その気持ちを、夫と共有できないのは　悲しいのだ！！！

多様性についての教育が　もっともっと　広まって行けばいいのにと　切に願う。

そう言うからには、夫もその多様性の中にあるのを理解しよう。

そうそう　娘を前向きにしたのは・・・なんと　はてなの中で紹介されていた本を読んだからだ。喜びと共に、その本について書けるといいな