座敷わらしに誘われて、早朝の公園へ・・・ まさかの不登校娘 家出？自殺？と、警察呼んで大騒ぎ((+_+))
不登校５日目。
朝５時３０分、起きたら娘の通学カバンをチェックする。時間割がそろってたら、登校の脈ありなので、弁当を作る。
上記記事からの続きです。
あれ？
カバンがない？？
娘の部屋へ・・・
何かがおかしい！
布団をめくったら、ぷーさんが寝ていた。
緊急事態発生だ！！
最近 娘は「朝起きたら なんで死んでなかったんだろ？と思う」と言っていた。娘の生命の危機を感じるが、通学カバンを持ちだしてるってことは、死ぬ気はないのか？とも思う。
パパを起こして 事態を説明するが、「現実逃避して 公園で漫画でも読んでんじゃね」 と のんきなことを言う。
近くに住む母を呼び寄せる。
娘の友達などに連絡する。
歩きで出た娘を自転車で追った。
おのずと方向は海へと向かった。
その間も、思いつくまま連絡を入れる。返信を受ける。自転車をこぐ。車にしとけばよかったと思う。近所の洞穴のある滑り台に隠れていそうと思う。でも、水辺にいないことを確認したい。不安が募る。110に電話する。「しばらくして帰って来なかったら、再度連絡して」と言われる。そーだわな と思う。
よく釣りをした海辺の公園から、よく遊んだ池の方へ向かう。警察から電話がかかってくる。ああ大事になったと思う。「しばらくしたら連絡してと言われました」と言ったら「そのしばらくが過ぎた」と返事された。娘の行きそうな場所を聞かれる。お友達に娘はよく川の話をしていたこと、先日 川の上流の池の横を車で通ったこと、その池がヌートリアの発生源であると会話したことを伝えた。
ダメだ。自転車こぐ筋肉が乳酸菌だったっけ？に侵されてきた。病院の先生に電話する。涙が噴き出し、胸がひっくり返る感じがする。すぐ警察に連絡してと言わる。もうしてるしー
よく遊んだ池から上流の池に向かおうとしたら、パトカーが先に池の方へ走って行った。それならと、自宅に戻ったら車が止まっていて、刑事さんっぽい方が２人来ていた。パパは、本捜査の申し込みに警察署に行って留守だ。
高校でのこと、心療内科にかっかてることなどなど、なかにはそれ関係あるか？と思われることまで聞かれる。警察犬出動させるから臭いの付いたものを・・と言われ 奥に娘の服を取りに行く。「帰ってきた！帰ってきた！！」と玄関で刑事さん。みると 娘が、刑事さんの間を割って家の中に入ってきた。
私が子どものように「無事でよかったー」と泣いてしまってる中、私よりひとまわりは若い刑事さんが 娘に尋問を始めた。
おひおひ 娘は 「朝４時に目が覚めて １階に下りてきたら ５年生くらいの女の子がいた。本が読みたいと言うから たくさん持って 公園に一緒に行った。女の子は帰って行った」などと 話すではないですか！！ 気がおかしくなっちゃったのか？、嘘なのか？？
冬に入ってから、「よく家で物音がする。座敷わらしがいる」と言っていた。
最初は、相手にしていなかった。ところが、生徒の一人が 玄関入った時 奥に子どもを見た と言ってたことがあった。うちには子ども居るから、と説明したが 女の子だと言った。女の子もいるからと話を濁したことがあるのを思い出した。
数週間後に、その生徒に「前見た女の子はどんな感じ？」と聞いてみた。おかっぱで白い服を着ていたと言う。
娘に話したら、白い服を着ているのは 住みついている座敷わらしなんだって。
恐くなってきたが、だんだん もう「いる」でいいんじゃね？みたいな気になっていた。
その日のうちに、病院に連れて行き 早朝の女の子の話をしたら、「幻覚」と言われた。わらしちゃんは「幻聴」だそうで、発達障害の子が 大きくなるにつれて出てきやすい症状なんだそうだ。
「先生 もう 座敷わらし いてもいいかなって・・・」って私が言ったら
「いない」とはっきり断言された。
幻聴幻覚も、２次障害なんだろうな(=_=)
この日の前日 不登校４日目。
通学カバンに当日の時間割がそろっていた。行く気でいる！！！
弁当を作る。
ドキドキしながら娘を起こしに行く。
起きない。
起きない。
起きない。
押すなら今でしょ！と頭の中でぐるぐるする。
「おばあちゃんのうつがひどくなって、残り少ないおばあちゃんの人生を ドン暗ーく過ごさなきゃいけなくなるでしょ！！！」と、言っちゃった。
切り札 だと思って使ったが、結局布団からは出てこなかった。
お昼前には、「言っちゃいけないこと言った。おばあちゃんの問題は、おばあちゃんのものであって 娘にはなーんにも関係は無い。脅しで言った。ごめんね」と謝った。
しかし、次の日 娘は 学校行けと言われる時間帯を 逃避行したのだ。もし 幻覚が見えたのなら、私からのストレスによって２次障害が引き起こされたということだ。
あっ パパは・・・
刑事さんが帰っていってしばらくしたら 帰ってきた。
警察署で、「推定若干２６歳警察官にこってりと子育てについてしぼられた」そうだ。
娘が謝ったら、笑ってた。
こいつ ぷち家出 経験者だな
自閉症の子供がレストランに来たらどうするか？アメリカの警察恐るべし - 自閉症児 渡の宝箱
パパが警察でお叱りを受けたと聞いて 思い出さずにはいられなかったこの記事！
結局 娘は 滑り台の洞穴に隠れて 漫画を読んでいたそうだ。
犬が娘に気付き、寄ってきたそうな。
飼い主のおじさん 娘にびっくりして
「じょーちゃん！ 朝はよから こんなところで 本 よんどったんかー わっはっはっははー」と 去って行ったそうだ。
おじさんっ！！
下記リンク記事に続く
