うちの三尺の童子

アホ男子と中2病女子の子育て てんてこまい物語

目の前のバカにバカと、、、言ってはないが、 遺憾の意を表してみた。 結果 娘 バイトでいびられた。 高校復学のきっかけになるのか?

去年の秋  不登校娘は、バイトを始めた。初バイトは、運が悪かった。それでも、一般的に 我慢できる範囲ではあった。苦手な社員さんと2人きりになることを、避けることが出来たのだ。

 

しかし、娘の特性が 重くのしかかる。バイトのない日も、社員さんと違うシフトであっても、言われた言葉を 何度も反芻して拡大し、まだ来ぬ未来の出来事を想像して どよーーーんと 落ち込む。精神的マゾ なのか? 将来 働けるのだろうか?? 恐ろしく心配になる。

 

 

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たこ焼き屋さんをやめて、次なるバイトは コンビニエンスストア。 高校生を雇ってくれるところは、案外少ない。飲食店、コンビニくらい。

 

バイト 1日目。

オーナー(男)さんは、気がきついらしかったが、店員(奥さん・娘さん)さんは、普通な感じだったそうな。そして、契約書に親の署名をしてもらうようにと 用紙をもらってきた。

 

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はー なんだこれ!? こんなのに 署名できるか!!

大手コンビニエンスチェーンの研修資料を、そのままコピーしてあるからにゃ、何千人もの人がサインしたんだろうなぁ

 

*金銭、小切手等有価証券類の保管、出納等、責任のある業務に就かせることを了承します。

 

*故意、もしくは、過失によって万一貴店に損害を与えた場合は、本人と連帯してただちに貴店の受けた損害を賠償します。

 

ってさぁ  

❶ レジの人が入れ替わるときに、レジ担当する人の名前登録するけど、いつ切手シートの枚数が合わなくなったとか わかんないじゃん。責任取れって言われて、契約書 書いたよねって 言われちゃうわけ?

 

❷ 仕事中 誤って ビンの入ったケースを落として割ることもあるかもしれない。弁当 ひっくり返すかもしれない。それも、賠償するって 契約しなイカンの?

 

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別紙「労働契約書」って、労働契約書ないんですけど~

 

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誓約書別紙「基本ルール」って ないですけど。。。

 

娘は言う。 おんなじ系列で働くお友達も、おんなじ契約書に親がサインしたって。みんなするもんなんだって。

 

ハリボテのような、ある意味 脅しをかけるための契約書だって わかるけど、だからって サインなんか出来るわけがない。

 

娘は言う。 ここしか働くとこない。

 

母思う。 変だぞ と思いつつサインするか、変だぞ と言ってからサインするか、サインしないか どうしよう。

 

思い出したのが、このツイート。

 

twitter.com

これ 大好きで、座右の銘にしてる。バカとは言えないけど。

 

で、コンビニに電話して、❶❷ について聞いてみた。

 

 まあ なんと声の大きい 気のきつい感じの オーナーさんなんだろう。 ビビるんですけど。

 

答えは、「責任をかぶせることはしない。 防犯カメラがあるから、誰が取ったか解る」「失敗して、割ったもんなんかを弁償させることはない。わざと壊したりした場合だけ」と、「契約書にサインしたからって、普通に働いていれば 何にも請求されることはない」みたいに 言われた。

 

だったら そんな契約書作るな! 日本には 法律があるんだから、盗難しても、ものを壊しても 取り締まれる。 実効性のない契約書 ちょー頭にくる。

 

が、「解りました。サインして娘に持たせます」と言って電話を切った。

 

分かってる。娘の立場が悪くなることくらい。

 

でも、だれも おかしいと言わないから、まかり通っちゃってるんだ。 みんなが、おかしいことに おかしいぞ って言ったら、おかしな世の中じゃなくなると思うのさ。

 

就職だったら、別だったかもしれない。たかが アルバイトだから、言えたのだろう。今思えば、何の理屈もない。ただ、契約書見て 腹がたった それだけだ。

 

案の定、次のバイトから 奥さんがきつくなったらしい。 ついで、娘さんも。 

 

娘は、いたたまれなくなり、すぐに辞めた。

 

 

想定内だ。

 

 

娘は、自信喪失してしまった。 もう、お客さんの対応はできない。 工場で、コツコツ同じことを繰り返す仕事しか無理。 自分には コニュニケーション能力が皆無だと。バイトはもう無理だって。

 

想定外だ。

 

しかし、「学校の保健室でも、バイトでも なんでもいいから、毎日 通えるところを探せ」と言ってあった。

 

 

娘、保健室に行くと言い出した。

 

おっしゃー 思う壺にハマったぞ!!

早速、高校に電話した。

 

長い保留のあと、「学校に親子で来てください」ということになった。

 

・・・つづく

2015年3月 決断の時!!! 娘のか? それとも 私の決断なのか ようわからんけどネ - うちの三尺の童子