うちの三尺の童子

アホ男子と中2病女子の子育て てんてこまい物語

子供のケンカは、最高の勉強 と思うのが私だけ~ だったら怖い! ヒヤヒヤするよ お母さんたちからのクレーム爆撃砲

どうしたもんかなぁ と思うのは息子のことである。

最近 習い事に連れて行くと、息子は車から降りる時に 辺りを警戒するようになった。多分、出会いたくない友達がいるのだろう。年上の女子なのかなぁ~。子供は子どもの世界でしのぎを削って、それなりに大変な思いをしているんだなぁ。

 

どうしたもんかなぁ

 

まあ そんなことを考えながら 一旦帰宅し、また、迎えに行った。

 

息子は、帰りにはご機嫌で多弁になっていた。体動かして、大きな声を出してスッキリとしたのだろう。すぐには車に乗り込まずに 空を見上げて、「月が早く動いてる!」って息子。私は「ここは共感を示すポイント」と、寒いけど車を降りて空を見た。どえー!!すごい迫力!!!月が飛んでるみたい。 と言うのも、空を覆う網目状の雲がすごい勢いで流れているのだが、雲が止まって月の方が動いて見えるのだ。

 

「月が動いてるのか 雲が動いてるのかどっちだろう?」と私。息子にさらなる空の観察を促した。

 

「お母さん 月って動くって知らないの?!」と息子。再度 空を見上げることはなく車に乗り込み 次のお言葉は「オレの貯金箱に 今 2,046円入ってる。お母さんとらないでよ」

おいおい もう月は終了なの?

 

私「そうだ!宿題 あとでやるからって1,000円賭けて、出掛けたけど 結局やれてないじゃん。2千円の内 1千円は私に権利があるからね!!大体 そんなにしてまで公園に行きたいわけ?」

 

息子「だって せっかくの先輩の誘いだもん。行かないわけにはイカンじゃん」

って、おい!どっかのサラリーマンかいっ

 

私「一緒に遊んで楽しい子がいるんだ~」

息子「決まってるじゃん。せんぱいだよ。すっげーつえー」

パシリの様相を見せているのですが・・・

 

私「へぇ その息子が気に入ってる子って、だぁれ?」

息子「Aくん」

やっぱり・・・Aくん

おんなじクラスじゃん! 同じ年じゃん!! 先輩ちゃうじゃん!!!

 

息子「オレ 3番目に強い」

私「なにがぁ?」

息子「・・・?」

私「サッカーが強いとか、、、ケンカが強いとか・・・」

息子「ケンカ。Aくんに背中取られると オレ絶対勝てねー」

背中って・・・羽交い絞めされるのか?

 

息子「背中取られると 動けんもん。で 背中ヒザで蹴られる」

地面にうつ伏せに倒されて、ヒザで抑えこみされてる図が浮かぶのは、私だけ~

 

息子「次に強いのがBくん。次はCくん。Dくんよりオレの方が強い」

おいっ!3番目はどうした??

 

それから息子は、どうやって相手を威嚇するのか どうやって握られた腕を振り払うのか、そりゃ意気揚々と話してくれた。

 

どうしたもんかなぁ

 

「そういえば、公園に行く時に おもちゃ箱からなんか探して持っていったでしょう。あれ 何?」と私。

息子「・・・か・・み」

私「んなわけ無いじゃん」

息子「カード」

あー、、、 

 

私「ふ~ん。カード 公園に持っていったの」

息子「レアカード あげた」  

私「Aくんに 息子のユニット(カード約50枚セット)あげたの?」

息子「そんなっ!!オレの大事なもん あげるわけ無いじゃん」

了解。そこまでたくさん”付け届け”してる訳ではなく、カード少々でご機嫌とりしてるのね。 

 

私「私は お友達に気に入られるために おもちゃ渡すの好きじゃない」

息子「オレ そんなことしてないよ!」

私「私は お友達に気に入られるために おもちゃ渡すの好きじゃない」

息子「お母さん しつこいっ やってないって言ってるじゃん」と泣きだした。

泣いてる時点で、図星なのだ。じゃなきゃ 怒ってるもん。

 

どうしたもんかなぁ

 

これも子供の知恵なのだ。

自分がいじめられないように、他の子をスケープゴートにするなんてことは 小学生においてはよくある話だ。付け届けなんて可愛いもんなのだが、、、

 

まいっか

 

それよかケンカ。

頼むから親を見てケンカ相手を決めておくれ