うちの三尺の童子

アホ男子と中2病女子の子育て てんてこまい物語

本当は、ビビリ屋のファーストペンギン。悲しい運命をたどるラストペンギンの世界

ムスコッチが見た夢が、なんだか深い。

ファーストペンギンならぬ、ラストペンギン。

息子は、氷の上に 群れているペンギンは、恐くて、氷の上から自分で飛び降りることは 出来ないと思っている。だから、順番に押して落ちて行くんだと。

で、息子。夢の中で 最後の1羽だったそうだ。押してもらえないから、飛び降りれなくて、そのうち 死んでしまったんだって。

どんな生活送ってたら、そんな夢見るのかなぁ?

どっちが カサンドラ症候群なんなんだか、、、。

「ママって 学校で 頭良いレッテルはられてるよ」と娘が最初に言ったのは、彼女が小学校高学年の頃。

いやいや レッテルって、ネガティブに使うもんですから〜
 
「お前のかーさん 塾の先生だろ」
「お前のかーさんが 頭良いもんな」
 
と、娘がテストで100点とる度に言われたらしい。
 
「ママなんて、勉強できないじゃん」と 娘。
ハイ そのとーり
 
「私が勉強して 良い点とったのに、ママのおかげにされてるのが、納得いかない 」と、娘 悔し泣きしてた。
それって 私に責任あるか?
 
そして、17になった 今 また 言い出した。
 
「私 まじ カサンドラ症候群だわ!」と娘。
 
「ママ 頭 おかしい。厚顔無恥過ぎる。空気読めな過ぎ。いきなり性格変わり過ぎ。近づいたら危険だってオーラがすごすぎる。なのに、"そうは見えないよ。先生やってるんだから しっかりしてるはず"とか 言われるのが、マジ ムカつく。ママ 外面 良すぎる。ほんっと カサンドラ症候群だわ-」× 10
 
ソトズラって… 私が誰に対しても 同じ口の利き方するから、敬語使えって 言ってくるの娘の方なんですけど。だから、「私は 誰に対しても、ほぼほぼ 一緒だと思うけど」って、娘に反論してみた。
 
娘、そこは納得した。
 
では、何が問題なのか?
 
「英語の先生」に対する 世間のポジティブなレッテルはりや偏見により、娘の私に対するネガティブな意見発言が否定されることなんだそーだ。
 
娘 曰く「信じてもらえない」
 
いつから 私はおかしくなったのだろう?
夏から…だって。
原付買ったあたりじゃん。
バイクも買っちゃったし。
あれ? 私 本当におかしくなったのか?
 
「パパー 私って 頭おかしくなった? なんか変?」と聞いてみた。
 
「別にー。昨日(←日曜日)は すごく変だったけど、もう元に戻ってる 笑」とパパ。
 
「昨日 変だったか?」と息子。
 
パパ「お母さん すっごい 落ち込んでたじゃん。わかっとらんかった?」
 
息子「しらーん」
と言い、横を向いて 「別にきょーみねーし」と小さくつぶやいた。
 
母って、母って、、、。あーぁ、、。

息子はなんでもお見通し。

私がお風呂を出たのが、0時ちょい過ぎ。

息子、まだテレビを見ていた。
 
私「まだ起きてたの?早く寝に行きなさい!」と、iPadを片手にストーブの前に陣取りながら 言ったらば…………
 
息子「はんっ せいぜい夜更かし 楽しみなっ」と 言い捨てて 寝室に行った。
 
子育ては、楽しい。

貴方の口と、子供の口は リンクしていると思って いいと思う。

たぶん  その女の子は、大人たちが話しているのを耳にして、それをそのまま言ってるだけなのかもしれない。←  リンクより

私の生徒たちも、親が家で言ってる事を そのまま私に言ってくる。

反対もありきだ。私が、子供達に言ったことは、そのまま 親に伝わると思って間違いない。そう、肝心な連絡事項は伝わらないんだが、言わんでも〜  みたいな事に限って 100パーセント伝わってる。

私が我が子に 言った言葉も、外でダダ漏れと思ってよい。だから、言葉には気をつけてる。


にもかかわらず、息子の悪態ったら。

できるだけ偏見は持たないように気をつけて言葉掛けはしてる。

でも、 先日、ついつい偏った意見を息子にぶつけちゃった。

息子の習い事。
新しく入ってくる子達は、友達同士でつるんで入ってくる。親も、ママ友同士。

「◯玉 チッセー」と、ついつい 言っちゃった。

「お母さん なんで 小さいの?」と、息子 フィジカルな質問してきた。

「どっちかが、塾行くから止めるって言ったら、俺も止めるとか なるんだって」と、私。

「だからどうして 小さくなるの?」

ヤバい。だから 子供の前で軽はずみな事 言っちゃいけないんだ。事実ではなく、悪口だもん。

「お母さん キモい」と、息子。

そう思われてた方がマシだな。そしたら恥ずかしくって、「オレのかーさん お前のこと ◯玉チッセーっていっとたぞ」とは、言わないだろう。ってか、言わないでね。

パパ曰く 小さいのは「ケツの穴」だそうな。

夏休み 息子がテレビから感じ取っていたのは、70年 特集からだった。

キズパワーパッドを貼った顔で 出掛けるくらいなら、死んだ方がマシ。どうせ いつかは死ぬんだから と言っていた息子。

今日は、玄関の鏡の前で数十秒間 自分の顔とにらめっこ。

ゲームの勝ち。出かけるそうな。

死んだ方がましちゃったんかい?!


さっきフードコートで、お蕎麦を食べながら 息子がささやいてきた。

「お母さん 世の中のほとんどの人ってね、戦争で死んだ人のこと 他人事だと思ってるよ」

息子の目は、周りで食事している人たちを盗み見ている。この人達が、世の中の人にあたる訳ね。

ってか、なんでいきなりそう思うのかな?

「どうしてそう思ったの?」と、これまた 声を潜めて聞いてみた。

「顔中 火傷したら もっと大変だもん」と息子。

ちょこっとの火傷で、不便してる息子。戦争で負傷したり、死んだりした人に想いを馳せたらしい。

それで、大きな口開けて ソフトクリーム頬張ってる子は、大やけどした人たちのことなんて 他人事にしか思ってないだろうって見解。

だがしかーし、ソフトクリームが 羨ましかっただけなんだろう。すっかり ラッキー7を揃えるのに いそしんでる。

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そこに気付いて欲しかったって言う期待は、裏切られると怒りに変わる。あきらめとけば、おこらんですむんだよ。

お昼さがり、一泊のキャンプから戻ってきた息子(とパパ)
なななんと、息子 顔に火傷をしているじゃあ ないですか!!

治療は? 
「氷がとけるまで、冷やした」

今なんか塗ってる?
「なんにも塗ってない」

何にでも処方される デルモゾールG軟膏 
火傷でもいいのか、即 ググる。 OKだ。 塗ってやる。

追加ググりで、キズパワーパットって火傷に使えるのか調べる。OKだ。

「そんな大きいの 嫌だ」
って 火傷よりおしゃれかっ

しょうがないから、そくスギに行って、ジャストフィットのを購入、息子の顔に貼ってやった。

火傷したのは、昨夜。 炭が 飛んできて顔に貼り付いたらしい。
皮膚は 赤く焦げていたが、浅そうだった。 寝れたって言うから、軽いんだろう。  

しかしーじゃ キャンプサイトの近くには、スーパーも薬局もあったような・・・

私の大事な大事な息子のことを、第一に考えてくれてりゃ もう少しマシな手当てが出来るはずとも思うが、気が回らないことを責めたってショウガナイカ。

言葉をそのまま受け取ってくれちゃ 困ります。

現在 私が とてつもなく 憤慨 しているのは、猫の糞害である。

駐車場の砂地に、まるで、そこが 猫トイレであるかのごとく 毎日毎日! 猫除けの薬も 効きゃしない。それに、猫がそこに決めてくれているから、芝生の上には されていないという なんともまあ 皮肉なコトになっている。

車に乗る度に、公衆トイレを片目に むかむかする訳なのだ。

その日の同乗者は、母、娘と息子。

「野良猫なんて、この世から抹殺すればいいんだわ」と 私。
最近は、猫を見ると、キー! シィッシィッ!!と 追いかけていくので、私の言葉に 鬼気迫るものが あったのでしょう。

「だったら、野良ちゃん 全部飼えば、野良猫いなくなるね」と 娘。切り返しが 早い。

しばらく、猫話題してから 母の健康の愚痴が 始まった。コレに 対応するのは 息子。

「外に出ることから 始まるんだよ。外に出たら、未来が開ける」
って、ヒッキーの母へは かなり的を得た 回答。

引き続き、母の愚痴が続き、「でも、、、」と 息子。
おっ 、また 御言葉が 出るか?!

「猫にも 猫の 事情があるんだよ。どっかで ウンコはせんといかんもん」

「そこ 接続詞 ちゃうだろ〜!! おばあちゃんの話に 「でも、、」って ウンコ つなげるか?」と 娘。
えっ? 娘 接続詞に 反応してるし

そこは、息子は、私が本当に猫を抹殺しかねないって 心配していることに 突っ込もうね。